たったひとつの真実

今日の某重要会議で、最近委員会の出席率が下がっているというテーマに関連して

「3年5委員会ルールによって若手がやりがいを感じている委員会から半強制的に引き離されることで、委員会活動への意欲を失い、さらには委員会への出席という習慣自体が失われている可能性があり、3年5委員会ルールの撤廃も含めて検討するべきではないか」

と発言したところ、温泉旅館の安楽椅子で猫を膝に乗せながら悪だくみをしているのがよく似合いそうな悪の領袖先生から

「笑六法君は実にいいことを言った。確かに20年も前にできたルールである2プラス1ルールは撤廃も含めて検討するべきだ」

というお褒めの言葉が。・・・え、2プラス1ルール???

果たして単なる言い間違いなのか、それとも本気で勘違いされているのか。。。3年5委員会ルールも約20年前、2プラス1ルールと同時期にできたルールであるため、話の内容からはどちらなのか断定できません。しかし、岡山弁護士会における2プラス1ルールとは、過去にいくつもの執行部が水面下で改正の可能性を探っては、激しい世論の反発を食らうことが必至と悟って撤退してきた、かつての日本における消費税や小選挙区制導入のようなテーマです。自らの政治生命を賭けてその撤廃を目指すというならば止めはしないのですが、若手から総スカンを食らうこと必定なこのテーマについて、「某重要会議での笑六法の発言が契機となった」などということにされては、私はあまりに浮かばれません。

というわけで、周囲の何人かの参加者に

「あれって、言い間違いですよね?私、2プラス1ルールが要らないなんて、ひとっことも言ってませんよね?」

と自らの安全のための言質を取るべく工作をしてみたところ、皆さんも同じことを思っていたようで

「そうっすよねwww言い間違いでしょうwww」

「いやいや、心の中の願望が笑六法先生の言葉を勝手に変換したのかもしれませんよwww」

などという反応だったので、いちおう私の安全は確保されているようではあるのですが、しょせん他人事の彼らがどこまで今日の経緯を覚えているかには不安があります。思わぬ不利な戦況にあり、小泉孝太郎徳川慶喜にいったん撤収して態勢を立て直すよう進言しただけなのに、敵との決戦を前に、前線の兵を見捨てて自分たちだけ江戸へ逃亡する理由づけにされてしまったあげく切腹に追い込まれてしまった斎藤工神保修理のようにはなりたくありません。

というわけで、私は私の持つ唯一の言論媒体である「笑六法」にその歴史を記録することによって、私の真実をこの世の片隅にとどめおくものです。

 

愛すべき総会屋たち

弁護士会の臨時総会を前にして、業界に流れる妙な噂をキャッチしました。

「『女神様』を味方につければ、何人かの『総会屋』が黙る」

などという話がベテランたちに流れているそうな。。。

私は副会長だった年以外は総会での発言歴がほとんどない気がするので、当然「嫌疑なし」となるわけですが、「女神様ファン」とされる会員たちのうち、誰がベテランたちから「総会屋」と認識され、誰が違うと認識されているのかは、おおいに野次馬根性を刺激されるお話です。

シャブ切れ寸前・・・?

最近国選の弁論要旨を書いてないなあ・・・と思って手持ち件数を調べてみたら、現状3件、うち1件は明日判決で終了予定、1件は高裁案件、残る1件は少年事件の試験観察中と、確かに相当薄い・・・ということが判明しました。

かつて「国選は麻薬だ・・・」という名言を残したのは偽うどん県先生だったか誰だったか忘れましたが、その理論によれば、私はそろそろシャブ切れの禁断症状に苦しむことになりそうです。。。

J2の帝王

今年もプレーオフには進めないままシーズンを終えたファジアーノ。ただ、予算の関係で昇格を目指すのは隔年説によると、勝負の年を昨年ぶっ壊した後を引き継いだ新監督であり、しかも基本システムを3バックから4バックに変更したにもかかわらず9位というのは、満足するべきではないにしても、まあ及第点というべきでしょう。有馬監督の来期には期待。

ところで、今年横浜FCが自動昇格し、FC岐阜が自動降格するとなると、「J2連続在籍」でファジアーノより古い2チームがいずれもJ2から消えることに。

というわけで、来年J2連続12年目のシーズンを迎えるファジアーノ岡山は、J2の中で古参3位タイとなります。岡山より古いのは、水戸ホーリーホックと愛媛FCだけ。。。(東京ヴェルディとは同期?)

笑六法は、ファジアーノ岡山を生暖かく応援しています。

弁護士が支所で儲ける方法

最近「あな街」関連の記事を書いたら、またしても

「やっぱり支所を出したいんですか?」

「候補地は赤磐ですね?」

などという説をぶつけられる羽目に。そんな気はかけらもないっつーに。

というわけで、今後、似たような質問に対していちいち説明するのも面倒くさいので、これを機に、私の「弁護士は支所を出しても儲からない」という持論の根拠を公開することにしました。

現在、無事に経営が成り立っている事務所の売上を100、経費を70とすれば、弁護士の取り分は30となります。我々は、この30で食べていくわけです。

では、支所という名の新たな箱をつくることで、弁護士の取り分は30を上回るのでしょうか?

弁護士の経費とは、人件費、場所代、リース代、光熱費、会費など、箱を増やすことによって正比例で増えるものがほとんどで(会費は正比例どころか、法人化が必須=法人会費分がさらに増えます)、箱を増やしても直ちに増えないのは、広告宣伝費くらいでしょう。しかも、支所には支店長弁護士を置かなければならない関係で、本部での弁護士の取り分30に対応する形の弁護士の人件費を計上しなければなりません。ただ、自分の取り分と違い、支所長の人件費は、あくまでも支所長の収入で、自分のものにはなりません(当然ですが)。

つまり、支所を置いて、売上が本部と同程度に上がったとしても、両方合わせた売上は200である一方、経費は、本部70+支部70+30(支所長の人件費)-広告宣伝費の節減分。・・・成功した場合のメリットが、広告宣伝費等のマイナス分だけ・・・って、明らかにリスクとリターンが見合いません。所長の人件費を20や25にせこく値切って儲けを増やす方法もなくはありませんが、支部自体は本部と同じ売上を上げている支所長がボスに上がりを差し出すメリットとはなんでしょうか。模倣不能な集客システムかブランドを確立しない限り、長続きしません。

しかも、これはあくまで支部の売上が本部と同等の場合の数値で、支所長に自分より若手を起用する前提では、あまりに身勝手な想定です。では、支所長に任せた支店の売上が80だった場合、収支はどうなるでしょう。計画と実践ではマイナスの誤算が出るのが当たり前の中で、計画通りに万事うまく行ってようやくプラスほにゃらか、誤算が出ればマイナスは青天井(青底?)というのでは、先が思いやられ過ぎます。

私の事務所経営の基本戦略と思想は、「集中による効率化」です。先ほどの構図を流用するなら、「売上100、経費70の弁護士が3人別々に事務所をするのでなく、3人共同で事務所をやれば、売上は3倍になっても、場所代、リース代、光熱費といった支出の多くが3倍になるわけではない。集中による経費節減で売上300、経費は210のところを一点集中効果で180まで切り詰めることができれば、3人それぞれの取り分を40に増やすことができることができるではないか。事務員も効率的な運用が可能になり、退職リスクにも備えられる」というものです。箱を増やしてしまうと、この基本戦略とはまったく別物になります。経費減につながらないうえ、拠点増によって事務員の運用も非効率化する支所増設とは、非常に相性が悪いのです。こんな簡単な算数こそが、別名・大 東 亜 共 栄 圏 の真髄だったりします。

中には、「配偶者も弁護士だから2拠点の取り分を同一家計に取り込める」とか、「中心地に持ち物件があり、支所の場所代が不要」とかの特殊事情がある方ならばそれで儲けられる道もあるのかもしれませんが、そうした幸運と無縁な私に、首都移転がなった吉備中央町であればともかく、現状の赤磐や浅口・里庄で支所をつくるという計画はありえないわけです。

ゆえに、私が狙っているのは、若手が地方で開業する際に当たるも八卦、当たらぬも八卦の助言をすることで、儲かる態勢ができた暁には、弁護士法に抵触しない顧問料等の形で、売上の○%を上納していただくという確実なシステム構築なのです。これが実現できれば、まさにエビどころか「ゴミで鯛を釣る」クラスの大成功、断じて、とらぬナントカの皮算用、ではありません。

公開、「あな街指数」

岡山の弁護士不在市町村15における弁護士不在のひっ迫度と、弁護士会の認識の格差、すなわち「穴場度」を、「あな街の相談者数÷派遣弁護士数」の指数で表現する手法を開発しました。題して、「あな街指数」。

この手法で今年の結果を分析したところ、上位ベスト6は

里庄町>赤磐市>吉備中央町>鏡野町>浅口市>西粟倉村(!)

という結果に。穴場度と言いながら、実に順当な結果に終わってしまいました。

新首都(予定)が上位に入るのは当然のことですが、里庄町+浅口市、赤磐市は、岡山に残された最後のアルカディアになる可能性があることを物語る数値です。笑六法は、若手の地方での独立開業の希望者に対し、「あな街指数」による精神的、無形の支援を惜しまないことを、ここに約束いたします。

天は人の上に人をつくらず

某弁護士からの私に対する賛辞?がとても気に入ったので、皆様に紹介しておきます。

「笑六法先生は、若手に対しても決して下に見ようとしない!具体的には、『モテる』『儲けた』とみなした相手には、相手が若手であっても、40代の既婚者、弁護士生活20年近いとは信じられないほどに本気で嫉妬し、叩こうとしてくる!」

・・・正当な評価であると認めます!私のこれらの言動は、相手を対等な存在としてリスペクトするが故の言動なのです!

岡山県の消えた「村」

西粟倉村に行ったことがきっかけで、「平成の大合併」の中、消えて行った岡山県の「村」が気になり始めたため、調べてみました。

平成16年9月30日時点で10市56町12村あった岡山県の自治体は、その後の「平成の大合併」を経て、15市10町2村体制へと集約されています。このうち残った「村」は西粟倉村と新庄村ですが、それ以外の阿波村、富村、上齋原村、山手村、清音村、川上村、美甘村、八束村、中和村、東粟倉村は、単なる地名としてはともかく、独立した自治体としては姿を消しています。

阿波村(703)→津山市

富村(851)、上齋原村(948)→鏡野町

山手村(4097)、清音村(5610)→総社市

川上村(2334)、美甘村(1634)、八束村(3103)、中和村(788)→真庭市

東粟倉村(1364)→美作市

※( )内の数字は、wikipediaによる消滅当時の人口

・・・なんでお前らが「村」を名乗っていたのか、とツッコみたくなるようなところもあるにしろ、果たして彼らが西粟倉村民、新庄村民と比較して充実したサービスを受けられているのかどうかは、検証されてしかるべきだと思うのです。

ちなみに、私が地域コミュニティの充実度の基準としている公立小中学校については、独立を選んだ西粟倉村と新庄村が小中各1を維持している一方、合併を選んだ10村はというと、

阿波村 阿波小(閉校)、組合立加茂中(維持)

富村 富小(維持)、富中(閉校)

上齋原村 上斎原小(維持) 上斎原中(閉校)

山手村 山手小(維持)、組合立総社東中(維持)

清音村 清音小(維持)、組合立総社西中(維持)

川上村 組合立川上小(維持)、組合立蒜山中(維持)

美甘村 美甘小(維持)、美甘中(閉校)

八束村 組合立八束小(維持) 組合立蒜山中(維持)

中和村 中和小(維持)、中和中(閉校)

東粟倉村 東粟倉小(維持)、組合立大原中(維持)

「平成の大合併」後、約15年が経過した今、小中学校とも当時の状況を維持できているのは半数の5村にすぎず、そのうち4村は人口が多かった「村」ベスト4と一致します。もともと独立・自前の小中を維持していた小規模4村に至っては、すべてが中学校、さらにうち1村は小学校を失う結果となっています。当時の状況を維持できているのは、むしろ合併以前から近隣市町村との「事務組合立」という形に移行していた村が目立つというのも、残酷な現実です。

もっとも、これらで残っている小中学校、あるいは西粟倉&新庄村の小中学校を見ても、小規模校の宿命である生徒数の少なさはどうにもなっていません。地元の学校の統廃合案が出てくると、地元の多くが反対する中、たいてい賛成に回るのは生徒たちの親たちで、

「1学年1学級(下手すると複式学級)では人間関係の発展性がゼロ」

「成績が村で1番でも、村を一歩出ると『ただの人』。まともに競争できる環境でないと受験では生き残れない」

「部活をしようにも、野球の9人、サッカーの11人すら揃わない」

と言われて最終的に統廃合を受け入れる・・・というのが黄金パターンです。既に住んでいる子育て世代からすれば完全に正しいこの意見が、将来の子育て世代の移住検討時には「小中学校段階でバス通学必至」という致命的欠陥に化けることも、また別のお話・・・

これらの問題は、本来自治体の合併の有無に関わらず、「村」が直面せざるを得ない問題ではあるのですが、合併によって「統廃合」という選択肢が生まれた時点で、実は決まりきった結論だったりします。マクロ視点からすれば、「合併によって効率が良くなる」というのは真理です。もしA村の収入が50億、B村の収入が50億、(A+B)町の収入が100億という点を所与の現実とすれば、両自治体の合併によって浮いた金を他の部門に回すことができるため、村民生活は豊かになります。実際には今50億円ずつで運営しているA村とB村を、90億円で運営できるようにするというのが「平成の大合併」の真実だったとすれば、村民生活が切り下げられるのも当然の真理でしょう。

そうした意味で、「平成の大合併」の結果がどうなっているのかについては、個人的には知りたいテーマだったりします。岡山に限って言うならば、「平成の大合併」で非合併を貫いた西粟倉村と新庄村は、どうも「単独でもやっていけるという地力と覚悟があったから」という気配が強いです。特定地域だけだとどうしても「単独でやっていける自治体だけを抜き出して調査している」と言われてしまうため、本来であれば、すべての合併自治体について調査をするべきなのではないと思っているのですが。

・・・というわけで、本日の結論は、「地力と覚悟を持った真実の村、西粟倉村(と新庄村)に、 光 あ れ !」でした。

 

「輝く○○○弁護団」との戦い

日弁連では、国による朝令暮改の修習制度の改変のはざまで、修習期間中に給費を受けられなかった、いわゆる「谷間世代」のために、当該世代に一律20万円をバラま・・・支援することが決定され、この要件に該当する当事務所在籍の弟子2号にもその振り込みがされたようなのですが、その話を聞いて

「・・・これは『弁護士たる資格に基づく収入』と言えるのではあるまいか・・・?」

と彼に聞こえるようにひとり言を言ったところ、私との契約条項との問題で、本気で焦りまくる彼を見ることができました。私が本気でやろうとするなら、こんな時期に当事者の前で堂々と術策を開陳するはずがないことは、考えるまでもなく分かりそうなものですが、狙い通りというよりそれ以上にあざやかに落とし穴にハマってくれるとは、弟子2号もまだまだ人生経験と私の人格に対する理解が足りないようです。

もし私が本当にその契約解釈を押し通す場合、弟子2号に谷間世代たちからなる大弁護団が編成され、裁判闘争に進む未来が見えます。しかし、私はこれまで何度も「自分に対して弁護団が結成される」というシチュエーションを妄想したことがありますが、その中で私に立ち向かってくる弁護団は、最初に所属した事務所の関係で、今や岡山の伝説となっている「輝く○○弁護団」でした。今から20年近く前の状態、つまり構成員たちもまさに全盛期の覇気と闘気をもって現界する伝説の弁護団と、法廷でただひとり対峙する心情たるや、目の前で「王の軍勢」を展開されたモブキャラであろうと震えながら妄想してきた私です。目前に立ちはだかるのが「輝く○○弁護団」ならともかく、「輝く貸与制弁護団」であれば、なんだか勝てそうな気がしてしまうのです(注・目前の敵が想定していた敵より弱かったとしても、自分より弱いかどうかは別問題なのですが)。

というわけで、私の内面には、これまでの人生によって、かなりダメな耐性がついていることが明らかになりました。もう取り返しがつかないほどダメ人間の道を進んでしまったようです。

赤磐法律事務所(仮)、先着1名様

今年の「あなたの街で会いましょう」は、赤磐市が17人という記録的な相談者の速報値を記録したという知らせに接しました。これは、過去の全「あな街」場所別相談者数の記録からすると、平成25年総社の32件、平成24年岡山市東区の31件に次ぐ史上3位の数字で、この2か所はその後間もなく弁護士の新規独立があり、「あな街」の対象から外れています。

「あな街」の対象地が「法律事務所不存在の市町村」だったのは、単発イベントだった平成24年と、好評につき毎年実施が確立した平成26年以降のもので、平成25年は「前年実施した場所の中で相談数が割と多かったところ」という投げやりな基準?でした。そのため、現在の対象地の多くは甲子園風に言うならば「6年連続7回目」なのですが、赤磐市では平成25年も実施されているため、数少ない「8年連続8回目」だったりします。勝央町、久米南町と並ぶこの3自治体は、あな街の「オリジナル3」なのです。

高梁市が平成27年度を最後に「あな街」から外れて以降、しばらくご卒業がないまま3市10町2村+α体制が続く「あな街」ですが、赤磐市は、10、16、7、12、12、11、8、17件と相談件数が一貫して多いところです。人口も4万人を超え、市民向けに営業を行う法律事務所が存在しない岡山県下の市町村としては、最大規模となります。

弁護士業界での非都市部開業は、ここ数年冬の時代ですが、赤磐市ならば岡山市からそんなに離れてもいな地なので、独立したい若手が人柱先駆けとなることを期待しています。・・・経営は自己責任ですが。。。