岡山市長と市議会議長が、大河ドラマ「千姫」に協力するという協定に調印したという記事を新聞で読みました。
「山田方谷」(幕末期の備中松山藩家老)も「北条五代」(早雲の出身地が井原周辺)も実現のめどすら立っていないのに、節操なさすぎではあるまいか。ちなみに、千姫と岡山との縁は、千姫の娘が池田藩に嫁いできたこと、とのこと。「大河ドラマ・千姫」のクライマックスはどう考えても大坂の陣だと思うのですが、いくらなんでもこの程度の縁では、質量とも宇治十帖にも足りなさそうです。脚本・三谷幸喜でもこれで岡山を輝かせることは難しいのでは・・・?
それにしても、岡山はなぜこんなに大河ドラマが好きなのでしょうか。・・・大河の黒歴史と化している「MUSASHI」の呪いではないかと思います。大きな期待を裏切られ、いまだに成仏できぬまま天空をさまよっている何かの魂魄が、今なお「何か」を求めて悪さを続けているに違いありません。