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大都会人の原罪

昨年の「あなたの街で会いましょう」で担当させていただいた西粟倉村につき、正月に村外からの移住者や間伐材を利用した再生エネルギー等の取り組みによって成果をあげている・・・というニュースを見たかと思いきや、数日前には農協が経営していた村内唯一のガソリンスタンドが閉鎖予定となり、その経営を村が引き継ぐというニュースも流れていました。西粟倉村は、同規模の町村の中では移住者の獲得ができている方・・・とのことですが(そういえば、相談の中には県外からの移住者の方もいらっしゃいました)、残酷な現実として、それでも人口は減少の一途をたどっています。人口減(と車の燃費の向上)の結果、どう見ても消滅したらまずいガソリンスタンドすら、商業ベースでの継続が困難な状況に突入しつつあるということなのでしょうか。

ただ、西粟倉村の場合、単独村制を維持しているために、こうした動きが外から見えるだけとも言えます。岡山県の中には、おそらく合併によって大規模な自治体の一部になったため、旧町村単位での取り組み自体できなくなっていたり、「旧町村唯一の○○」が消滅しても、合併後の大規模な自治体視点では「唯一」でもなければ「消滅」もしていない・・・ということで、報道されていないだけの現象があちこちで起こっているような気がします。

日本全体で見れば東京一極集中にブレーキがかかるどころか加速すらしている印象がありますが、岡山県という単位で見れば、こうした町村から人を吸い上げているのは、今もマンションが次々建とうとしている岡山市や倉敷市といった大都会にほかなりません。

せめてもの罪滅ぼしに、今年も吉備中央町の首都誘致に精神的支援を送り、その結果、吉備高原全体の価値が上がることによって、祖母名義のまま放置され、現状のままでは100年間塩漬け確定な美咲町の山林別荘地が、せめて私の代のうちに高く売れることを願うことにしました。

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