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私と「角野さん」の取調べ修習(前編)

私と同学年同期同修習地の友人から、転勤のお知らせがありました。なんと、新天地は司法研修所教官とのこと。もうそんな世代になってしまったのだなあ。。。

頭が修習生時代の回想モードになったせいか、修習生生活を漫画化した「賭ケグルイ」ならぬ「リーガルエッグ」を立ち読みしていて、主人公の相方である「角野さん」が、突然、別の同学年同期同修習地だった女性修習生に見えてきました。「角野さん」は、主人公による盗撮男の取調べ修習に立ち会うものの、核心をズバリ衝けない主人公にイライラし、途中で介入してくる役回りなのですが、髪型と、主人公の取調べに向けるジト目の感じが、実に彼女に似ている気がする。。。

私が卒1で司法試験に最終合格した際、とりあえず大学内で同期合格した人を探していたところ、かなり初期に見つかったのが、彼女(以下、「角野さん」といいます)です。

もともと私と角野さんは同学年で、2年生の時に学内で「天才T」と呼ばれていた某先生のプレゼミに所属しており、しかも3年になるときにはあっさりと裏切って(?)別のゼミに行ったという経緯があり、既に顔見知りでした。

それだけであればまあ誰にでもよくある話なのでしょうが、司法研修所入所の手続きが進むに従い、私と彼女の関係は、稀にみるレベルへと進化していきます。

(修習地編)

「笑六法くん、修習地どこ?」

「松山」

「松山?誰かほかにもいたな・・・ああ、角野さんも松山だとか言ってたよ」

「mjd?」

(クラス編)

「クラスは・・・5組か。誰か知ってる顔はいないかな?」

「・・・笑六法くん?」

「・・・角野さん?」

・・・もともと「同大学」「同学年」「2年Tゼミ」という同属性だった角野さんと「同期修習」・・・というだけならまだしも、クラス分けと修習地のリンクがなかった当時において、「同クラス」「同修習地」まで重なるとは、さすがにただ事ではありません。約1000人だった修習生の中でクラスは確か14、松山修習に至っては、その中でも8人しかいないのに・・・。

おかげで、私と彼女の関係は、今も昔も噂好きの修習生たちからは、格好の好奇とからかいの対象となりました。

「笑六法が角野さんを追いかけるため、深夜最高裁に侵入してクラスと修習地に細工をしたに違いない」

などと好き勝手なことを言われたため、私が

「なぜ私にその疑いをかけるくせに、彼女が私に対して同じことをしたという疑いをかけないのか。私にそれができるなら、それと同じ確率で、彼女が私に対してそれをしたとしてもなんら不思議はないではないか」

と憤慨してみせたところ、その場ではみんな大いに喜んで盛り上がったのですが、そのネタを角野さんに注進した裏切り者がいたため、怒った彼女にしばらく口をきいてもらえなくなるという事件も起こっています。

(続く)

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