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無頼派ハードボイルドの思い出

「麒麟がくる」以外の連続ドラマは全く見ておらず、従ってコロナによる放映の乱れの影響は少ない私ですが、たまたま近々放送開始するらしいドラマの番宣の中に、興味を惹かれるものがありました。

竜一(玉木宏)と竜二(高橋一生)は、生まれてまもなく小さな運送会社を営む吉江夫妻に養子として引き取られた双子の兄弟。その後、夫妻の間に生まれた妹の美佐(松本穂香)を加え、5人家族として仲良く暮らしていた。しかし、二人が15歳のとき、霧島源平(遠藤憲一)率いる運送会社の悪質な乗っ取りに遭い、多額の借金を抱えた両親は、自殺してしまう。二人は、両親から命を、そして幼い妹の美佐から実の親を奪った霧島への復讐を誓い合う。

それから7年後、竜一は整形で別人になり替わり、裏社会と関わりを持ち始める。一方、竜二は運送会社を監督する国土交通省に入省する。竜一が生きていることは、妹の美佐も知らない二人だけの秘密。「これからは、なんでも二人だ」。コインの裏表のような、正反対の立場の双子による、波乱万丈の復讐劇が幕を開ける!

(「竜の道」 フジテレビ番組紹介より)

なんか燃えるストーリーだと思ったら、原作は白川道の遺作ではないですか。。。

白川道は、もともとは一橋大卒でエリートコースに十分乗れる地頭の持ち主だったはずなのですが、若いころにいろいろ無茶をして、商品先物会社にいたり、投資ジャーナル事件に関与したり、ついには経済事犯で実刑判決を受けて服役したりした後、刑務所で小説の書き方を覚えて40代後半でデビューした・・・という㌧でもない経歴の作家です。破天荒で無頼で破滅的な生き方は、作家として売れるようになった後も変わることなく、いくつかの印象的な作品を残して70歳で亡くなりました。

私はかつて、彼の作品の中でも特に「天国への階段」に魂を奪われました。佐藤浩市主演、脚本は、「麒麟がくる」と同じ池端俊策のドラマも、視聴率は振るわなかったものの、最終回以外は最高でした。今回は競馬要素はないようですが、同じ「男の復讐」ものとして見逃せません(なお、「天国の階段」なる韓国ドラマもあるようですが、別物です)。

懐かしいので、「天国への階段」の聖地・絵笛駅の写真を置いておきます。こんな駅からどこかへフラッと消えてしまいたくなることがたまにあります。

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