最近、事務所の移転や独立・移籍のお知らせが続いていると思ったら、今年度も半期が過ぎ、もう移転・独立・移籍にちょうどいい季節だと気づきました。そういえば、私の2度の独立も10月だったっけ。。。
というわけで、岡山所属の弁護士を弁護士検索してみたところ、やはり見慣れぬ事務所の名前を発見。時代は常に流れているのです。
それにしても、私が若かった頃(・・・たった10年ちょっと前のことですよ。たった)、独立=単独事務所の旗揚げだったのですが、今や同期や同世代による共同事務所がずいぶん増えたものです。自国に強力な統制を及ぼす君主の時代から、利害を同じくする国人領主による連合の時代への移行というと、戦乱の世から天下統一へと向かう時代とは綺麗に逆コースです。
この事態が、私の登録時と比較して弁護士数が約2.5倍に増えた効果なのは明らかなので、国による法曹人口増加は、弁護士業界にとっての「応仁の乱」だったに違いありません。足利幕府や守護職といった既存権力の融解が明らかになる一方で、京も地方も焼け野原となり、誰が得をしたのかさっぱり分からないという意味も含めて。。。あ、でも広〇代理店は間違いなく勝者か・・・