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今後の岡山県下の弁護士環境

赤磐市に新たな法律事務所が開業したことで、岡山県内の15の市のうち岡山市、倉敷市、津山市、新見市、笠岡市、玉野市、真庭市、井原市、瀬戸内市、高梁市、総社市、赤磐市には弁護士常駐の法律事務所が存在し、美作市は弁護士非常駐型の法律事務所が存在するため、市内に法律事務所が存在しない(≒インハウスの方は除く)のは備前市、浅口市だけになりました。私が弁護士登録した20年前は、岡山市、倉敷市、津山市にしか弁護士も法律事務所もいなかったので、なんとも隔世の感があります。

ちなみに、日弁連は法律事務所が独立・安定的に経営していくためには、人口3万人というラインを基準に考えているようです。このラインからすれば、備前市と浅口市の人口は約3万2000人なのでクリアするようにも見えますが、5年前との人口減少比率の比較からすれば、5年後には人口が3万人を切っている可能性が高い(少なくとも10年後にはほぼ確実に切っている)ため、私より若い世代から相談された場合、無条件でもろ手を挙げて

行ってこい!」

とは言い難いところです。もっとも、備前市は和気町、浅口市は里庄町という、もともとは同じ郡に属していたそれなりの規模の町との関わりが深いため、今からこれらの地を目指すのであれば、隣接地域も包括した形での商圏確立を目指すべきでしょう。

さらに言うならば、県内で既に法律事務所が存在する人口が3万人台前半以下の他の市についても、高梁市は吉備中央町西部と同様の関係にあります。英田郡だった美作市は、勝田郡だった勝央町・奈義町と郡が違うものの、「勝英地域」という呼称が示す通り密接な関係があることも間違いありません。

こうして個別に検討してみると、一番厳しいのは、自前の人口が既に3万人を切っているうえ、そういった意味での周辺地域が特にない・・・おや、こんな時間に誰か来たようだ。

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