週刊誌に政治家のスキャンダルネタが相次ぐと、遅くとも秋には実施されるお祭り総選挙が近づいているんだなあ・・・と実感します。
それにしても、現内閣は、迫る総選挙を前に支持率を15%上げるためならば帝国領侵攻も決めかねないと思いながら、自由惑星同盟滅亡に向けた最大のターニングポイントとなった最高評議会のシーンを思い返すと(DNT版)、サンフォード議長が(髪の豊富な)現総理、コーネリア・ウィンザー夫人が五輪開催予定地知事に見えてくる不思議。。。
もっとも、現実世界にはヨブ・トリューニヒトのように悪い意味で有能な政治家すらいない・・・と思ったのもつかの間、このギリギリのタイミングで与党には誰も言い出せない五輪中止を突然言い出して秋の政局の布石を打っておきながら、実際には中止に向けて動くことは一切しないとか、広〇で地元の政敵の意向を無視して落下傘を送り込んでおきながら、その落下傘の不始末による再選挙の敗戦を利用して、政敵をさらに追い落とすとかの某幹事長の手口は、なかなかトリューニヒト的な背筋の寒さが感じられます。。。そういえば、そんな彼の権力を支えるものも、某宗教勢力との強力な関係というのは重なるところが・・・おや、こんな時間に誰か来たようだ。
日本にとっての最大の不幸は、政界にサンフォード議長やウィンザー夫人、トリューニヒト国防相もどきはいても、ジョアン・レベロやホアン・ルイといった良心的政治家の役柄は、もどきすら影も形もないことでしょう。・・・え?現野党?またまた御冗談を(以下略)。でも、民主制が君主制より優れている点として、「最悪の君主制は暴君個人の資質の結果だが、最悪の民主制は国民の選択の結果」という絶対の真理は、有権者として決して忘れてはならないのです。