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革命いまだ成らず

選挙結果が出た後、

「さぞがっかりしてるだろうなあ・・・」

ということで頭に浮かんだメンバーの中でも最右翼(最左翼?)の某先生と遭遇しましたが、やはりなかなか荒れ模様でした。

「もう酒を控えて長生きする理由がなくなった!好きなだけ酒を飲んで50歳くらいで死ぬ!」

と主張されていたのですが、

「それではまるで政権交代が成っていたら、酒を控えて長生きする意思があったかのように聞こえますぞ」

と返したら、

「それは…してないですね」

と素直に認めておられました。ということは、たいしたショックはなかったんでしょう。うん。

ただ、話を聞いていると、彼は、現政権への不満が募るあまり、敗者と評価されている某野党に5万円も政治献金をしてしまっていたことが判明しました。確かに私もJ民党による党員参加の総裁選挙の報道が盛り上がっていた時には

「党費を払って党員になっておけばよかった!」

と頭をかすめたことはあります(さらに言うなら、過去も選挙のたびに同じことを思っていた気がする)が、そのために払っていい党費は、選挙1回ごとに500円くらいです。 5万円を無償で特定政治勢力に捧げるとは、尋常の覚悟ではできません。

しかも、彼の主張する現政権の問題点は、基本的に彼の生活とはあまり直結しそうにない政治的課題への対応でした。 私の所得を高度の蓋然性をもって倍増してくれそうな政党が現れたのであれば、私も5万円を捧げることにやぶさかではありません(ちなみに、高度の蓋然性が必要なので、「令和版所得倍増計画を推進する!ちなみにここでいう所得倍増とは、国民の所得を2倍にするということではない!」 などという謎スローガンごときでだまされるほど、私はチョロくはありません。むしろ逆に慰謝料請求をしてやりたいくらいです。 だまされてないけど)。しかし、私の生活と関係ないところで

「国や国民のあり方を笑六法先生の思い通りに変革します!」

なんて主張する政党が現れた日には、逆に空恐ろしくて足を引っ張りたくなるような気がします。

結局、

「世の中など、そうそう自分の望むとおりに動くものではありません。 それが思い通りになるなどと思うから、選挙における民意がいちいち気に障るのですぞ。 そもそも民主政の最大の利点は、(良い政治を実現することではなく)政治の結果への責任を国民自身が負うことにあると、かの偉大な魔術師殿もおっしゃっておられたではございませんんか」

と、私にしては至極まっとうすぎる政治論を彼に開陳することとなったわけですが、果たして私の訴えはどれほど彼の心に届いたでしょうか。

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