Home » NEWS » 懲役十数秒

懲役十数秒

かつて野村監督が現役選手だったころ、打席に入ったバッターの心理的な弱点を突くささやきによって心を乱していたというエピソードは有名ですが、弁護士の場合、エレベーターという外部と隔絶された密閉空間がそうした駆け引きの場になりうることは、あまり意識されていません。

かつて至尊?の冠を戴いたことのある重鎮先生とエレベーターで一緒になった時、突然

「笑六法はまだ更新されているんですか?」

とささやかれた時には、恐怖に震えました。そういえば、その先生は至尊の(以下略)戴いていた当時、普通は配下の四天王に任せていれば上等なレベルでしかない「笑六法」を、なぜか自らのPCの「お気に入り」に登録し、監視・検閲していたという四天王最弱からのタレコミ噂を思い出したのです。がくがくぶるぶる。。。

恐怖に打ち震える私に対し、大先生は

「至尊の(以下ry)任期が切れた後は、さすがに『お気に入り』から外してましたから・・・」

と、検閲の噂を正面から肯定することで、私にさらなる圧力をかけてこられました。おお、日本国憲法よ、あなたはこの瞬間、いったいどこで何をしているのか。。。ここにある憲法違反に対し、あなたはなんと無力なのか。。。

というわけで、ヤマタのおろちに見入られたアマガエル状態の私が、気力を絞り出すように、

「検閲を免れた幸せをかみしめながら、ひっそりと更新を続けさせていただいておりまする」

とだけお伝えし、ようやくエレベーターから脱出したのですが、魂の救済を感じたその瞬間、エレベーターの中からボソッと声が聞こえてきました。

「検閲しとこ・・・」

((((;tДt))))ガクガクブルブル

これこそが、「真の意味での恐怖とは、静的な状態ではなく変化の動態――希望が絶望へと切り替わる、その瞬間のことを言う」というやつでしょうか。世にも恐ろしい十数秒間を体験いたしました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*