上総広常の一件以来、株を下げ続ける鎌倉殿のことを微妙に擁護してきた私ですが、今週の八重さん関係の鎌倉殿だけは、擁護できない…あれはただの下衆っす。。。ちなみに「草燃える」では、泰時の実父は頼朝と設定されていた模様。
史実では、実は泰時は最初「頼時」を名乗っていて、「頼」は明らかに頼朝の一時をいただいた偏諱と思われます。さらに、頼朝はあまり偏諱をばらまかない人で、与えるとしても「朝」の方という法則があり、他に「頼」の字をもらったのは、それこそ長男にして後継者の「頼家」くらいしかいないという、激レアな優遇なのです。ところが、そんな名前を捨てて後世に「泰時」を名乗るあたりが、歴史好きのロマンを刺激してやまない頼朝と泰時の関係なのです。じゅるり。
そして、21回目にしてガッキーが死亡…喪に服します。史実では池か淵かに身を投げたという伝承が残る八重さんですが、義時の妻に転生しても、結局水死の運命は免れないというのが三谷幸喜のヒドいところです(誉め言葉)。